Journal / Thermal Europe / Italy

Cinque Terre

海と山が出会う生活の地形

Cinque Terre は五つの小さな村の総称である。

ここでは海と山がほとんど直接ぶつかり、 人の暮らしはその狭い隙間に築かれている。

Thermal Europe の視点から見ると、 この場所は自然の地形そのものが生活を決める場所である。

海と山のあいだの生活

Cinque Terre の村々は、 海岸の急斜面に築かれている。

平地はほとんどなく、 人の移動は坂道と階段によって行われる。

この地形は、 生活そのものを身体的な活動に変えてしまう。

Cinque Terre の環境

地中海の光と潮風が生活環境を作る。

斜面

急な地形が自然な身体活動を生む。

小集落

都市ではなく、密度の低い生活空間。

視界

常に海が見える地形が心理的な開放感を作る。

都市とは違う回復環境

都市では建築が生活を形づくる。

しかし Cinque Terre では、 生活は地形に従って作られている。

海と山の間の狭い空間。 光と風。 坂道と階段。

それらが自然に身体を動かし、 都市とは異なる回復の環境を生み出す。

Thermal Europe の自然章

Roma では浴場が回復文化を支えた。 Ischia では温泉が身体を整えた。 Livorno では海が都市の空気を変えた。

Cinque Terre では、 自然の地形そのものが 人の生活を回復環境へ導く。

都市を離れたとき、 人の身体は再び自然の地形と向き合う。

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