Architecture

La REcyclerie
駅は、終着点ではない。

列車は来ない。 切符も売られていない。

それでも、この場所には人が集まる。 食事をし、語り合い、働き、学び、過ごしている。

La REcyclerie は、役目を終えた駅舎が、 新しい役割を与えられた場所である。

Petite Ceinture

パリの忘れられた鉄道から。

La REcyclerie があるのは、 パリを一周していた環状鉄道「プティット・サンチュール」の駅跡。

かつて人と物を運んでいた路線は、 都市の発展とともに役割を失った。

多くの都市なら、 そこで取り壊されて終わるかもしれない。

しかしパリは違った。

壊すのではなく、使い直す。
Re-Creation

この場所が特別な理由。

01|駅を残した

建物を壊さなかった。 だから場所の記憶が残った。

02|用途を変えた

鉄道から地域コミュニティへ。 建築は同じでも役割は変えられる。

03|人が集まる

建築を残すだけでは足りない。 人が集まって初めて場所は再生する。

Third Place

駅から、サードプレイスへ。

La REcyclerie はレストランでもない。 カフェでもない。 農園でもない。

そのすべてであり、 そのどれでもない。

人々はここで食事をし、 本を読み、 会話をし、 時には働く。

鉄道が運んでいたのは人だった。 今もまた、この場所は人を受け入れている。

変わったのは用途だけで、 人をつなぐという役割は変わっていない。
Architecture

建築は、都市の記憶を宿す。

新築の建物は美しい。

けれど、 時間はまだ宿っていない。

古い建築には、 そこで過ごした人々の記憶がある。

だから再利用された建築には、 新しい場所にはない深みが生まれる。

Core Message

駅は終わらない。

駅という役目は終わった。

しかし、 場所の役目は終わっていなかった。

建築とは、 単なる構造物ではない。

人々の記憶を蓄積し、 次の世代へ受け渡していく器である。

Antique が記憶の器なら、
Architecture は記憶を宿す場所である。
Next Story

鉄道の記憶は、
さらに別の形へ続いていく。

次は Poinçon。 同じプティット・サンチュール沿線で生まれ変わった建築へ。

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